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「解夏」(2004年) |
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★★★☆☆ |
監督:磯村一路 | |
音楽:渡辺俊幸 | |
出演:大沢たかお、石田ゆり子、富司純子、田辺誠一、松村達雄ほか | |
上映時間:114分 | |
配給:東宝 |
超粗筋 |
ベーチェット病を発症し徐々に視力を失っていく青年と彼を支える恋人の物語。 |
感想 |
若き日の石田ゆり子が観れます。 かわいい。当然かわいい。 が、アラフィフの今の方がさらに可愛さ増してるってどういうこと。 解夏とは、仏教用語で安居という修行が終わる時のこと。映画の中で、 主人公にとって失明するその日こそ解夏なのだと老僧に説かれるシーンがある。 どういう事かというと、失明してしまう事への恐怖は失明した瞬間に無くなる、 つまり、失明した瞬間に失明する恐怖から解放される、ということなのである。 まあ考えてみれば当たり前の事だが、中々恐怖が先行してその発想は出てこない。 小説初めて読んだ時は思わず声出して感嘆した記憶。 ちなみに、映画は悪くはないけど原作小説には及ばない。 本人の事は特に好きじゃないけど、さだまさしの小説、どれも凄く良いんです。 |