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「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(1998年) |
原題:Good Will Hunting |
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★★★★☆ |
監督:ガス・ヴァン・サント | |
音楽:ダニー・エルフマン、ジェフリー・キンボール | |
出演:マット・デイモン、ロビン・ウィリアムズ、ベン・アフレック、 ステラン・スカルスガルド、ミニー・ドライヴァー、ケイシー・アフレックほか |
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上映時間:127分 | |
配給:松竹富士 |
超粗筋 |
誰にも心を開かない荒くれ天才少年vs厳しくも心優しき心理学者 |
感想 |
名作とは聞いていたが、想像以上だった。 若き日の(なんと無名時代の!)マット・デイモンが「傷付くのが怖いから 素直になれない、傷付けられる前に傷付ける、人を信用しないし期待もしない」という 非常に厄介でメンヘラ気質な天才青年を巧く演じている。 彼の友達集団も素敵だ。大人からはゴリラと一括りに蔑まれているが、友達想いのイイ奴ばかり。 とりわけ、親友役のベン・アフレックは主人公にとってあまりにも大きな存在だ。 実際にマット・デイモンとベン・アフレックは親友らしいが、その友情が映画という 作り物の中にも意図しないうちに投影されているように思える。 厳しくも愛のある言葉で主人公の背中を押してくれる、これこそが“親友”の定義なのではないだろうか。 そして、忘れてはいけないのが何と言ってもロビン・ウィリアムズ。 なにかしらの“教師”役をやらせたらこの人の右に出る役者はいないのでは。 もう、顔から人柄がにじみ出てるんだよなあ。。。 様々な口撃を喰らいつつも主人公と真っ向から向き合い続ける姿勢に胸を打たれる。 マット・デイモンとロビン・ウィリアムズの抱擁、ベン・アフレックがマット・デイモンに発破をかけるシーン、 そして最後ベンがマットを迎えに行きいつものノックをした時の微笑み・・・ あまりに心に残る名シーンが多すぎる映画だ! |
受賞 |