「愛しき人生のつくりかた」(2016年)
原題:LES SOUVENIRS/MEMORIES
★★★★☆
監督:ジャン=ポール・ルーブ
音楽:アレクシ・ロール
出演:アニー・コルディ、マチュー・スピノジ、ミシェル・ブラン、アリソン・ウィーラーほか
上映時間:93分
配給:アルバトロス・フィルム

超粗筋
未亡人となったおばあちゃん。
老人ホームなんてまっぴら!よっしゃ消えたろ!
・・・姿を消したおばあちゃん。
おばあちゃんっ子の孫は彼女を探す旅に出るのだった。

感想
“120点の孫、現る。”
いくらおばあちゃんっ子とはいえ、ここまでよくできた孫そうそういませんよ。
まあその道中で運命の出会いもしてるから、報われてなにより。
孫だけでなく息子たち(似たようなぽっちゃりおはげブラザーズ)も善人。
思えば、悪人がひとりも出てこない、人畜無害かつハートフルな映画だった。

若かりし頃の父親が母親に告白した時の文句が最高。
『美しすぎる。二度と会いたくない。』
一度でいいから人生で言ってみたい台詞だ。
ちなみに既婚者の友人は
万が一、浮気しそうになったらこのセリフを吐いて去る、と言っていた。

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