「素晴らしき哉、人生!」(1946年)
原題:It's a Wonderful Life
★★★★★
監督:フランク・キャプラ
音楽:ディミトリ・ティオムキン
出演:ジェームズ・ステュアート、ドナ・リード、ライオネル・バリモア、ヘンリー・トラヴァースほか
上映時間:130分
配給:RKO

超粗筋
あまりのツイてなさから自殺しようとした男。
そんな彼の前に現れたのはどう見てもおっさんの天使。
天使は、男が存在しない世界を見せるのだった・・・。

感想
“原点にして頂点。これぞ不朽の名作。”
1946年に最高の映画が誕生していたという事実。

シンプルイズベスト。映画の原点にして頂点。
びっくりするようなどんでん返しがあるわけでもなく、息を呑むアクションも
手に汗握るスリルも無い。
それでも、人生の素晴らしさ、何気ない日常がどれだけ有難く、幸せであるかを
これほど優しくも強く教えてくれる映画を他に知らない。

本当に素晴らしい映画というのは何年経っても、時代が変わろうとも、
変わらず人々の心に沁みる。まさに不朽の名作だ。

観終わった後にタイトルコールをしたくなる映画ランキング、堂々の1位である。

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